TenshiLink の OCRブックキーピング
読み取り後に使えるラベル運用:支出管理を見える化する最小体系
OCRで読み取った結果は、そのままだと検索や集計が難しくなります。そこで「ラベル」を最小限だけ設計し、 仕訳の迷いを減らしながら、支出を見える形にしていきます。 目的は、運用を増やすことではなく、入力の手戻りを減らすことです。
このセクションで決めること
- 1 ラベルの粒度(細かくしすぎない)
- 2 収集・確認のタイミング(月次で締める)
- 3 誤読が出た時の「再ラベル」ルール
最小体系のラベル設計(まずは 3 つ)
ラベルは、最初から会計科目の全階層を当てにいきません。 代わりに「支出がどの用途か」をすぐ追える単位だけに絞ります。 初期のおすすめは、次の 3 要素です。
用途(必須)
例:食費まずは「生活のどこに効く支出か」がわかるレベルで固定します。 迷いが出るなら、追加せず既存の用途に吸収し、月次の見直しで整理します。
支払形態(任意)
例:クレカOCRのレシート情報が弱い月ほど、このラベルが後工程の確認を楽にします。 たとえば「現金なのに明細にない」などのズレ検知に使えます。
税区分(目安)
例:軽減「自信があるものだけ」付けます。 OCRが怪しい領域は後で再ラベルすればよいので、最初から正確性を神経質に追わない設計にします。
ラベル運用ルール:増やさないための 4 つ
- A 新規用途は月次でだけ 決めます。 日々追加すると分類体系がブレやすく、集計が壊れます。
- B OCRの誤読が見えたら 再ラベル で直します。 元のデータをいじりすぎず、ラベルだけに差分を残せる運用にします。
- C 用途は 1 件に 1 つだけ です。 「食費 かつ 生活用品」のように複数にすると、集計結果が二重計上しやすくなります。
- D 迷ったら 上位用途 に寄せます。 たとえば「外食(上位)」に置いて、月次で内訳が必要なものだけ分岐します。
運用の流れ(締める場所を固定する)
ルールは「いつやるか」を決めると安定します。毎日全部を触らず、 まとめて確認することで手戻りを減らします。
毎日(または都度)
- 読み取り後に用途ラベルだけ確定
- 迷うものは「後で見直し」に回す
月次(締め)
- 再ラベル対象を確定
- 税区分の目安を補正
- 用途の増減を見直し